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 4月14日の熊本地震で被災された皆様方には心からお見舞申し上げます。
さて、当初予定していました大会会場が被災した影響で案内が遅くなってしまいましたが、11月9(水)・10日(木)に熊本市で開催する「第28回全国土の会九州大会」の案内状を公開しました。一人でも多くの方が熊本に結集することも復興支援の一環となります。皆様、お誘い合わせの上参加頂きますよう、ご案内致します。

 

 

 

注1:「全国土の会会員」の皆さんには、「全国土の会」よりメールあるいは郵送でもご案内しています。
注2:現在、熊本市内のホテルが大変混み合っています。今後もその状況が続くと予想されますので、先ずはホテルと交通手段の確保をお願い致します。なお、「全国土の会」では農協観光熊本支店に熊本市内のホテル斡旋(11月9日(水))を依頼していますので、ご利用下さい。
注3:「第28回全国土の会九州大会」には、「全国土の会会員」でない方でも参加できます。
注4:「全国土の会会員」に登録すると、「東京農大式土壌診断システム」による土壌診断分析を受けることができます。詳細については、「全国土の会」のホームページをご覧下さい。

 

 

 4月に「東京農大発(株)全国土の会」の有力社員が転炉スラグメーカーに移籍したことに伴う業務繁多で、このホームページを更新できない状況が続いていました。常連閲覧者の皆様方には、ご心配をお掛けしました。
 さて、昨年12月に「第28回全国土の会九州大会」の第一回案内をさせて頂きましたが、予約済みの大会会場が4月14日の熊本地震による大きな被害を受けました。そのため開催準備を中断していましたが、つい先日今年度末まで閉館するとの連絡を受けました。7月13日から、熊本と長崎での講演のため九州に出張しましたので、その際九州大会の打合せを行ってきました。
 その結果、大会会場をJR熊本駅前のホテルニューオータニ熊本とすることとして、当初の予定通り11月9日(水)・10日(木)の日程で「第28回全国土の会九州大会」を開催することになりました。近日中にその案内を全国土の会のホームページに公開いたしますので、よろしくお願い致します。

 

 2012 年5 月に突如として、経済産業省から土壌診断分析が「計量法に基づく計量証明事業に該当する」との見解が出されました。それに、農林水産省が即応して、「計量証明事業として土壌分析を実施する。あるいは、分析値を記載せず、グラフ等で示す。よう関係者に周知を図る」としました。これに対して、これまで熱心に土壌診断を励行してきた全国の農家や土壌診断にかかわる人々から強い怒りの声が上がりました。
 その後土壌診断に関わる関係機関が経済産業省・農林水産省への改善要望を繰り返した結果、平成28年6月28日付で、経済産業省より「施肥設計のための土壌分析値を記載することについて、今後計量法に該当しない」との見解が出されました。
 「全国土の会」会員からの土壌診断分析を受けてきた「東京農大発(株)全国土の会 土壌診断室」では東京都計量検定所と相談の上、これまでも土壌診断分析表に数値を掲載してきましたが、6月28日以降何らの制約を受けることなく、土壌診断分析結果を表示できるようになりました。土壌診断分析の特性上、当然のことですが、これで一件落着です。関係各位のご尽力に敬意を表します。
 なお、土壌診断分析を行う農家各位は、今回の騒ぎを契機に分析結果の大切さを充分認識して、その数値を農家自らがよく理解し、農家自らが施肥設計を立てる(処方箋を書く)ことに努力して頂きたい。人の健康診断に対する処方箋は医師しか書けませんが、土の健康診断に対する処方箋は土のお医者さんでなくても、農家が誰でも自分で書くことができます。処方箋を書く自信のない農家の皆さんは、農家のための土と肥料の研究会「全国土の会」に入会する、あるいは全国肥料商連合(全肥商連)主催、農林水産省後援の「施肥技術講習会」を受講されることをお勧めします。
 

 

 

 「第28回全国土の会九州大会」の準備・打合せと「鹿児島土の会設立記念講演会」に出席するため、4月14日(木)に博多に入りました。同日の夜に博多市内のホテルで熊本地震の前震に、16日(土)未明には八代市のホテルで本震に遭遇しました。朝までホテルのロビーで待機し、迎えに来て頂いた鹿児島土の会事務局長長島さんの車で出水市に入り、予定通り「鹿児島土の会設立記念講演会」を開催することができました。翌朝も長島さんに鹿児島空港まで送って頂き、空路帰京しました。
 テレビや新聞の報道によるあまりにも大きな被害には驚くばかりです。被災された「熊本土の会」会員や賛助会員でもある(株)生科研をはじめ今回の震災で被災されました皆様には心からお見舞申し上げますと共に、1日も早い復興を願っています。
 なお、11月9,10日に開催予定の「第28回全国土の会九州大会」につきましては、復興支援の観点からも予定通りの開催を計画していますが、詳細につきましては現地の状況が落ち着いてから決定したいと考えていますので、しばらく時間を頂くことと致します。

 

 昨年4月1日に設立した「東京農大発(株)全国土の会」が、お陰様で一周年を迎えました。「会社経営」、「経理」、「社会保険」などのキーワードには一切縁がなかった40年間の東京農大環境から一変して立ち上げた株式会社ですが、(学)東京農業大学の支援や、全国の全国土の会会員・賛助会員、共同出資者や社員の皆さんの協力によりまして、何とか無事に一周年を迎えることができました。関係各位に、深く感謝申し上げます。
 株式会社として健全な経営を続けるには、収益を上げることが不可欠ですが、「東京農大発(株)全国土の会」では、講演・研修会、コンサルタント、全国土の会の土壌診断分析が収益の3本柱となっています。初年度は1年間で約50回の講演を行いましたが、今後の課題は「新鮮なネタ」です。「全国土の会」の支部活動を通じて、施肥改善や土壌病害対策試験などに取り組み、他地域に紹介できる新規知見を積み重ねるようにしたいと思っています。また、土壌診断分析については「新東京農大式土壌診断システム」の高精度・迅速化を図ると共に、水田土壌にも対応できるシステム作りを進めます。
 会社立ち上げから1年間、事務室や土壌診断室の環境整備や土壌診断分析業務を担当してきた社員一名が全国土の会の賛助会員でもある産業振興(株)に移籍し、技術職として鉄鋼スラグの普及推進に携わることになりました。「東京農大発(株)全国土の会」にとって短期的には大きな痛手となりますが、筆者が40年間以上取り組んできた転炉スラグの農業利用率拡大にとっては頼もしい助っ人です。
  二年目の「東京農大発(株)全国土の会」へのご支援・ご協力を、今後ともよろしくお願い致します。

 

 昨年3月に東京農業大学を定年退職して、4月に東京農業大学では4社目となる大学発ベンチャー企業「東京農大発(株)全国土の会」を東京農業大学世田谷キャンパス内に立ち上げました。主な業務は、「全国土の会」「土壌診断分析研究会」の事務局、研修会・講演、コンサルなどを通じた農家への土と施肥技術の啓発です。今後も、東京農大在職40年間に培った技術と経験を農業生産現場に活かす活動を続けます。
 農家のための土と肥料の研究会「全国土の会」が、今年で28年目を迎えます。11月9日(水)・10日(木)に熊本市で、28回目にして九州初となる全国大会「第28回全国土の会九州大会」を開催します。
 5年目となる東京農業大学東日本支援プロジェクト活動ですが、福島県相馬市の津波被災水田での営農再開につきましては、お陰様でほぼ完了となります。今年は、放射能汚染で出荷停止となっている福島県伊達市月舘の名産「畑わさび」の復活を目指して、ラストスパートです。
 新しい年2016年の始まりと共に、「国際土壌年」は幕を閉じましたが、この先も「土の大切さ」を忘れないようにしましょう。 本年も、よろしくお願い致します。

                     

     東京農業大学 名誉教授
    全国土の会  会長
    東京農大発(株)全国土の会 代表取締役
      後藤 逸男(農学博士)
      電話・ FAX:03-3426-1771
      携帯電話:090-5551-6663(全国土の会)
       E-mail:igoto@nodai.ac.jp(後藤 逸男)
    [事務所]〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
                         東京農大発(株)全国土の会     

[写真の説明]
上の写真:東京農大土壌学研究室卒業生による退職祝賀会(2015年7月)
下の写真:東京農大学学生有志による福島支援(2015年8月)