2017/12/12 「土を健康にするための土づくり」講演会が長野県佐久市で開催された。
長野県佐久市の「佐久市有機農業研究協議会」主催の土づくり講演会が佐久市コスモホール・小ホールで開催され、「土を健康にするための土づくり -肥料と堆肥の選び方・作り方・使い方-」と題する講演を行った。同時期連続3回目の講演会。2時間の講演終了後には、質問用紙に記載する方式での質疑応答が行われ、質問数は25件に達した。たいへん熱心な講演会であった。参加者約120名。
2017/12/08 「園芸産地の土づくりと肥培管理研修会」が福島県中島村で開催された。
福島県南農林事務所主催の「園芸産地の土づくりと肥培管理研修会」が福島県中島村の中島村生涯学習センター「輝ら里」アリーナで開催され、 「園芸産地の土壌の現状と課題 ~土づくりと肥培管理のポイント~」と題する講演を行った。施設や露地野菜栽培が盛んな地域で約150名の農家が参加した。
2017/12/07 「第27回関東地区稲作経営者現地研究会」が埼玉県熊谷市で開催された。
茨城県・栃木県・群馬県・千葉県・埼玉県の稲作農農業者から構成される「関東稲麦作経営者会議」が主催する「第27回関東地区稲作経営者現地研究会」が熊谷市のマロードイン熊谷で開催され、「稲作農家が知って得する土づくり」と題する講演を行った。その後、全国土の会会員である行田市の新井健一さんが、(株)あらい農産の経営概況について発表した。また、肥料・農機メーカーなどの協賛企業による商品説明会が行われ、全国土の会賛助会員であるノザワ北村さんがマインマグシリーズを紹介した。参加者は80名。
2017/11/17 「第20回施肥技術講習会(実学編)」が仙台市で開催されました。
(一社)全国肥料商連合会(全肥商連)主催・農林水産省後援の「第20回施肥技術講習会(実学編)が仙台駅前で開催された。今回は基礎コースを受講して施肥マイスターを修得した人と普及指導員を対象とする第3回実学コース・更新講習会。
次回の実学編は2月14日(水)に熊本市で開催される。続いて、5月16日(水)・17日(木)には、東京農業大学横井講堂で「第22回施肥技術講習会(新基礎コース)」が開催される。この基礎コースには誰でも参加することができる。
2017/8/22 世田谷区農業青壮年連絡協議会で農業後継者研修講演会が開催された。
東京都世田谷区内2JAの3地区青壮年部の協議会組織である「世田谷区農業青壮年部連絡協議会」が、世田谷区役所第三庁舎3階のブライトホールで開催され、農業後継者研修講演会として「せたがやそだちは健康な土づくりから」と題する講演を行った。「せたがやそだち」とは、世田谷区内で生産された野菜や果実、花などの農産物で、世田谷区がロゴマーク「せたがやそだち」を平成11年12月に作成した。
講演会終了後には、区役所内のレストランで懇親会が開催された。講演会・懇親会には、JA世田谷目黒の飯田勝弘経営管理委員会会長らが来賓として参加した。
2017/6/27 JAとぴあ浜松で若手農家を対象に土壌診断研修会が開催された。
JAとぴあ浜松の若手農家を対象に土壌診断調査の実地研修会が行われた。午前中は施設園芸農家、午後は露地野菜農家、それぞれ約15名ずつと営農指導員らが参加した。前半に室内での講義、後半にはハウス内で試坑調査と化学分析用土壌試料採取法のデモンストレーション・農大式簡易土壌診断キット「みどりくん」の使い方などを講習した。なお、本研修会への参加資格は、昨年度の農家向けに実施した3回の土づくり講習会の無欠席者であった。
2017/6/21 東京農大土壌学研究室卒業生の戸谷智明君が博士(農学)を修得した。
平成15年に東京農大博士前期課程を修了した戸谷智明君(現在、千葉県農業総合研究センター)に東京農工大学から博士(農学)の学位が授与された。戸谷君は、東京農大農学科を卒業後、土壌学研究室に入室して修士論文研究を行った。東京農大大学院修了後、千葉県に就職し、普及員を経て農業総合研究センター果樹部門で梨の連作障害に関する研究を行い、その成果を学位論文にまとめた。
2017/6/15 「JAふくしま未来復興応援隊」募集説明会が東京農大で開催された。
東日本大震災、東京電力福島第1原発事故発生から6年3ヶ月が経過した。東京農業大学では大震災発生後の2011年5月に「東日本支援プロジェクト」を結成し、福島県を中心にさまざまな分野での復興支援を行ってきた。その一環として、福島県伊達地域では、地元の農家やJAなどと桃・柿・水稲・大豆・畑わさびなど農産物への放射性セシウム吸収抑制対策に取り組んできた。それらの対策が功を奏して現在では、震災前の状態に戻りつつある。本地域の基幹品目である桃やキュウリの出荷量も3.11以前に戻りつつあるが、その反面人手不足が深刻になってきた。
そこで、一昨年より桃とキュウリの出荷繁忙期の8月に農大生による「JAふくしま未来復興応援隊」100名を募集することになり、その説明会が東京農大で開催された。説明会終了後からメールによる募集を開始したところ、翌16日(金)朝までに160名が応募した。
東京農大の学生力はさすがだ!
2017/6/9 JA静岡市のトルコキキョウ部会のフザリウム対策勉強会が開催された。
全国のトルコキキョウ産地では長年の連作と土壌理化学性の悪化に原因するフザリウム病害が多発している。JA静岡市のトルコキキョウ産地もそのひとつ。今回、ふじのくに花の都しずおか推進協議会主催で、JA静岡市トルコキキョウ部会15名による「トルコキキョウ立枯病対策勉強会が立ち上げられ、6月9日(金)静岡市内でその第一回勉強会が開催された。
参加者で3ヶ所のトルコキキョウハウスを巡回した後、静岡県静岡総合庁舎会議室で、「トルコキキョウを枯らさないための土づくり」と題する講演を行った。今回のプロジェクトでは、3ヶ所のハウスで転炉スラグによる土壌酸性改良、土壌診断分析結果に基づく施肥改善、土壌消毒などの総合防除対策を実践する。初回の勉強会には、JA静岡市トルコキキョウ部会部員、JA静岡市職員、JA静岡経済連職員、静岡県職員、全国土の会の賛助会員でもある産業振興(株)社員・アグロカネショウ(株)社員が参加した。なお、本プロジェクトは、平成29年度国産花きイノベーション事業の一環として行われる。
2017/6/7,8 全肥商連北海道地区部会主催の土壌分析研修会が札幌で開催された。
全肥商連北海道地区部会の肥料商営業担当者を対象に、土壌診断分析結果を正しく評価して適正な施肥を農家に勧めることを目的とする研修会。部会に所属する肥料商などの中堅クラス50名が参加した。7日(水)13:30より翌8日(木)15時まで、8駒の研修を行った。1~6限が下記のような座学、7,8限には、参加者が13班に分かれて、土壌診断分析結果を判読して、各班から代表者1名が診断結果の説明と施肥アドバイスに関する発表を行った。67歳にして、2日間で連続6駒の講演を実行する体力が残存することが判明した。
1限:土壌の生成と分類、土壌成分 2限:土壌の性質(物理性・化学性・生物性)
3限:「地力」と「土力」 4限:土壌診断調査法
5限:土壌診断分析結果とその見方 6限:土壌診断分析結果に基づく施肥設計と土壌改良
2017/5/24 「第19回全肥商連施肥技術講習会」が東京農大で開催された。
2011年から始まった全肥商連主催・農林水産省後援による施肥技術講習会の19回目が東京農大で開催された。これまでは、全肥商連関係者と普及指導員が受講対象であったが、今回から誰でも参加できるようになった。今回の講習会では東京農大も後援団体となり、東京農大学生やグリンアカデミー生も参加した。参加者数は136名で普及指導員は18名であった。初日24日の講習会終了後には、学食で、東京農大髙野克己学長も参加して、情報交換会が開催された。
2017/5/22 2年ぶりに東京農大で講義を行った。
2015年3月31日に東京農大を定年退職した後、約2年ぶりに東京農大で講義を行った。東京農業大学国際食料情報学部国際農業開発学科熱帯園芸学研究室のゼミの一環としての特別講義であった。参加者は同研究室の学生・教員を中心に約60名。講義終了後には、同研究室内で懇親会が開催された。
2017/4/7 「全国農業新聞」の連載(一年間)を開始した。
「全国農業新聞」の経営・技術ページで「基礎から学ぶ! 土づくり」と題する連載が始まりました。「全国農業新聞」の発行日は毎週金曜日の週刊新聞。連載期間は来年3月末日までの一年間。
2017/2/22 ~ 3/27 写真で見る講演会
2017/3/27 JA遠州中央土づくり研修会(静岡県磐田市)
2017/3/24 JAふくしま未来 畑わさび放射性物質吸収抑制対策試験結果報告会(福島県伊達市)
2017/3/10 JAハイナン 茶園土壌土づくり研修会(静岡県牧之原市)
20173/9 (有)諏訪農資主催「第17回土づくり講演会」(長野県富士見町)
2017/3/3 平成28年度第2回園芸特産振興研修会(宮城県登米市)
2017/3/2 平成28年度第2回園芸特産振興研修会(宮城県登米市)
2017/3/1 南郷トマト講座(福島県南会津町)
2017/2/25 ガーデニングのための環境にやさしい土づくりと生ごみリサイクル(東京都八王子市)
2017/2/23 JA十和田おいらせ冬期営農教室(青森県十和田市)
2017/2/22 野辺地葉つきこかぶ生産者対象土づくり研修会(青森県野辺地町)
2017/2/16 全肥商連「第18回施肥技術講習会(第2回実学コース)」が大阪市で開催された。
全国肥料商連合会(全肥商連)主催、農林水産省後援による「第18回施肥技術講習会(第2回実学コース)」が大阪市の大阪科学技術センターで開催された。全肥商連会員・賛助会員など98名と5県の普及指導員・研究員9名の合計107名が参加した。
4名の講師による講義スケジュールは、下記のとおり。講義終了後に開催された意見交換会(懇親会)では、今後の肥料業界を担う兵庫県内の若手経営者・社員と交流した(写真右)。
「第19回施肥技術講習会(新基礎編)」が、5月24日(水)・25日(木)に東京農大横井講堂で開催される。なお、これまでの、基礎編では受講資格が全肥商連会員、各県普及指導員などに限定されていたが、次回からは、誰でも参加できるようになる。
2017/2/13 JAとぴあ浜松北地区パセリ部会生産者大会で講演を行った。他2件。
浜名湖の観光地舘山寺温泉の舘山寺サゴーロイヤルホテルで、「JAとぴあ浜松北地区パセリ部会生産者大会」が開催され、「枯れないパセリを作るための土づくり」と題する講演を行った。同JAのパセリは品質・量共に国内有数であるが、最近連作障害が出始めたことから、今回の講演となった。夕方からの懇親会終了後は同ホテルに宿泊した。翌12月14日(火)の午前中には、JA本店会議室で今年度2回目の営農指導員対象の研修会、午後は会場を南営農センター会議室に移し、南地区の砂丘地でエシャレットや玉葱などの生産農家を対象に、「JAとぴあ浜松南部地区砂質土壌の現状と対策」と題する講演を行った。
2017/2/10 法政大学で開催された「MPS参加者ネットワーク協議会」で講演を行った。
MPS(花き産業総合認証/オランダ語 Milieu Programma Sierteelt の略)とは、オランダ発祥の花き業界における認証システム。花きの生産や流通上の環境負荷の低減や鮮度・品質の管理、社会的な責任に対する様々な取り組みを認証する制度。その参加者から構成される協議会主催の「第18回MPS参加者ネットワーク協議会」が東京市ヶ谷の法政大学で開催され、「いつまで続ける? 間違いだらけの「土づくり」」と題する講演を行った。花卉ハウスの土は野菜ハウスよりメタボ化が進んでいて、従来型の間違った土づくりから土を健康にする土づくりへの転換が重要であることを力説した。
2017/1/31 埼玉県久喜市で開催された「埼玉県野菜園芸技術研究会」で講演を行った。
埼玉県久喜市のJA南彩の南彩食堂で、「埼玉県野菜園芸技術研究会(埼野研)」が開催され、「施設園芸土壌の特性と管理」と題する講演を行った。埼野研は、全国野菜園芸技術研究会(全野研)の支部組織。会員には「埼玉土の会」メンバーも多数。14時より、埼野研の川島会長の開会挨拶に引き続き、講演を行った。その後、埼野研副会長の加藤 浩(「埼玉土の会」会長)が閉会の挨拶を行った。講演会終了後の懇親会では、松本顧問や原元会長、埼玉土の会会員と親交を深めた。
2017/1/28 福岡市で開催された「平成28年度福岡県農業体験農園シンポジウム」で講演を行った。
東京都練馬区から始まった農業体験農園が全国に拡がりつつある。福岡県内19ヶ所の体験農園園主で組織するふくおか農業体験農園園主会主催の「平成28年度福岡県農業体験農園シンポジウム」が福岡市の福岡県中小企業振興センターで開催された。
山邉会長の挨拶に続いて、「健康な野菜づくりは土づくりから」と題する講演を行った。その後には、全国農業体験農園協会の加藤義松理事長の挨拶が行われた。加藤さんは、農業体験農園生みの親の一人で、東京農大客員研究員。
2017/1/21 「じゅんかんチャレンジ桜丘」活動で、桜丘小学校に出前授業。
東京農大の地元桜丘一丁目町会の大江副会長を中心に世田谷区の支援事業として実施している「じゅんかんチャレンジ桜丘」活動の一環として、桜丘小学校の6年生150名を対象に出前授業を行った。講師は、大江会長、地元農家の中杉さん、JA職員の湯浅さんと筆者の4名、授業内容は、世田谷の農業や生ごみリサイクル、土と肥料のはなし。